水着の歴史は?

水着とは水泳などのウォータースポーツや水遊びの際に着用する服のことで、水泳用、潜水用など様々な種類とデザインが用途に合わせて作られています。その歴史は古く、アメリカでは1800年代に鉄道網が発達したことから、浜辺に赴き海水浴を行うことが一般的となったと伝えられており、その際に着用された水着は、体のラインが出ないように全身を覆うウールのフランネルやアルパカなどの生地で作られていました。この時の上下そろいの服を意味する「スーツ」が、スイミングスーツの語源と言われています。

日本では明治時代の中頃から、上流階級の女性たちの間でネグリジェのような水着が流行りました。明治時代の後期になると、ボーダーニットの長袖で膝丈のワンピースが登場します。同じく世界では1900年頃からワンピースタイプの水着を着用していますが、この時はまだ洋服のように肌に密着していないタイプが主流でした。その後、1920年頃に短いスカートがついたキルト式の水着やスカートを無くした上下一体型の水着、胸元を半月型に深く開けた水着、さらには肩ひものあるタンク・スーツと呼ばれる水着が登場。このタンク・スーツは日本のスクール水着として継承されています。

1980年以降には、スポーツクラブで水泳を楽しむ人が増加し、競泳用水着が普及しました。一方、遊泳用やファッション感覚で楽しむビキニが、日本で広く親しまれるようになったのは1970年頃のことです。そして現在では、デザインの違う複数の水着を、場所や目的によって使い分けることが定着するようになりました。




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